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仮想入門 もし少林寺拳法を始めたらどんな事をするの?

もしもあなたが少林寺拳法をはじめると、道場ではどんな活動をすることになるのでしょうか?
ここでは簡単に普段の修練の様子や道場以外での様々な活動について簡単に紹介します。
ご自分が少林寺拳法をはじめたらどんなことをするのかイメージを膨らましてみてください。

脚下照顧(きゃっかしょうこ)

脚下照顧「足元を照らして我が身をかえりみる」という意味です。
自分自身の行いをふりかえって反省をすることを促す言葉です。
まずは道場に入るときに履物を揃えることからはじめます。

鎮魂行

道衣に着替えたら少林寺拳法の修練を始める前に鎮魂行を行います。
鎮魂行は金剛禅の教典を自分自身に言い聞かせるように唱和し、身体と心を整えて少林寺拳法の修練に入る大切な行です。

学科・法話

金剛禅読本
この読本を元に学科の学習をします

少林寺拳法の修練と共に、定められた学科に従って金剛禅の思想を学びます。
また道院長の経験を踏まえて説く法話を通してより深く金剛禅の教えを学びます。

 

易筋行=少林寺拳法

剛法/払受
剛法

金剛禅では少林寺拳法の修練を易筋行とも呼びます。修練の内容は以下の通りです。
・少林寺拳法の基本動作を身につける「基本」
・少林寺拳法のエッセンスを学ぶ「法形」
・法形を組み合わせてその連絡変化を学ぶ「組演武」
・自由な攻防で法形の運用を学ぶ「乱補り」
少林寺拳法の技法の特徴は剛柔一体
「突き」「蹴り」を主体とした「剛法」と「抜き」「投げ」などを主体とした「柔法」からなり、これらが一体となって構成されています。

柔法/逆小手
柔法

そして、基本技を含めると技法の数は六百数十もあります。
一見すると習得するのは大変そうですが世界共通の科目表に従って初歩から徐々に難しい技へと段階的に学んでいくので無理なく習得することができます。
また少林寺拳法の修練は組手主体
二人一組になって互いに協力しながら修練を行います。
その中でお互いを思いやったりする調和の精神を身につけることができます。

各種の儀式行事

金剛禅では各種の儀式行事を執り行います。
これらの儀式行事を通じてこの道を行じることの意味を改めて確認します。
・入門式【入門時】:入門した本人が修行の決意や心構えを確認し、自分自身に誓うための行事。
・達磨祭【10月】:拳法や禅の祖とされる達磨大師を偲び、修行に精進することを誓います。
・開祖忌【5月】:初代師家、宗道臣を偲び、偉業を称えて感謝すると共に、この道の修行に精進することを誓います。
・新春法会【1月】:門信徒らと新年を祝い、心新たに新年の一歩を踏み出すための行事です。
これらの他に結婚式や葬儀を行う場合もあります。金剛禅の儀式行事は質素な中でも厳格な雰囲気の中で行われるのが特徴です。

作務

修練の前後に道場を掃除します。
掃除などの身の回りの様々な作業を「作務」と呼び、これも修行のひとつと考えて大切にしています。
自分の心の掃除と思って取り組みます。

昇級試験、昇段試験

科目表
科目表

少林寺拳法では昇級試験や昇段試験のことを昇格考試と呼びます。
金剛禅門信徒の希望者は、科目表に指定された学科と技法をひととおり習得した後、一般社団法人SHORINJI KEMPO UNITY主催の昇格考試を受けて次の段階に向かうことができます。
昇格考試では技術の試験のほかに学科の宿題のレポートを提出したり、昇段の際は記述試験も行われます。さらに高段者になると口述試験(面接)も行われます。
昇格考試はとても緊張しますが、合格した時の喜び、達成感、充実感はひとしおです。

各種講習会へ参加して学ぶ

UNITY武専山陰地区
UNITY武専山陰地区の一コマ

少林寺拳法グループの各法人が主催する各種の講習会やイベントに参加して地域や全国の他の所属の拳士たちと広く交流しながら学びを深めることができます。
全国、そして海外の仲間とつながることができる貴重な機会です。
ぜひ参加してみましょう。
・鳥取県教区や小教区主催の研修会、総本山少林寺主催の講習会や交流会。
・一般財団法人少林寺拳法連盟主催の講習会(一般財団法人少林寺拳法連盟の個人会員になる必要があります)
・一般社団法人SHORINJI KEMPO UNITY主催のUNITY武専山陰地区に参加すると山陰両県の拳士と共に少林寺拳法の指導者、そして社会のリーダーを目指して研鑽に励むことができます。

大会に参加する

一般財団法人少林寺拳法連盟の個人会員になると鳥取県少林寺拳法連盟主催の少林寺拳法鳥取県大会に出場することができます。
そこで優秀な成績を収めると一般財団法人少林寺拳法連盟主催の全国大会に出場することもできます。
競技種目は主に演武です。
日ごろの修練の成果を披露して評価してもらうことは修練の励みになります。
また出場した他の所属の拳士と交流できる機会にもなります。
最初は勇気がいるかもしれませんが思い切って出場してみるのも良い経験になります。

その他の活動

その他に開祖忌にあわせた宗道臣デーでの地域貢献活動や道院ごとの合宿などを行ったりもしています。
道院ごとに工夫をして様々な行事をしていますので、どんな行事をするのか道院長に尋ねてみてください。

さぁ! 少林寺拳法をはじめましょう

さぁ、いかがでしたでしょうか
少林寺拳法をはじめた自分を想像できましたか?

もしもあなたが少林寺拳法をはじめたいと思ったら道院に所属していただく必要があります。
鳥取県教区は東部と西部の2つの小教区があり、それぞれに道院があります。
道院にはそれぞれに個性があります。
通いやすかったりご自分の目的にあったりした道院を選んぶことが少林寺拳法を永く楽しむコツです。
なので入門する前に見学や体験参加をされることをお勧めします。
まずは道院長にお問い合わせください。

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